公明党の斉藤鉄夫幹事長代行(衆院議員)は25日、前日未明からの記録的な豪雨で土砂災害や川の氾濫が相次いだ島根県西部の被災現場を訪れ、被災状況を視察するとともに、住民らを励ました。党島根県本部の篠原栄幹事長(松江市議)、三浦美穂・浜田市議、永岡静馬・江津市議が同行した。
斉藤氏らはまず、浜田市へ急行。同市三階町に住む上峠敏実さん宅では、裏山が崩れ、土砂が住宅に押し寄せる被害に遭った。上峠さんは「夜中1時、早朝4時の2回にわたって裏山が崩れてきた。本当に恐ろしかった」と話していた。
続いて一行は、観測史上最大の24時間雨量400ミリ超を記録した江津市へ赴いた。同市都野津町で濱松文子さんらを見舞った後、同市波子町にある川沿いの県道が、長さ十数メートルにわたって崩落した現場を視察した。
また、市役所内で田中増次市長と会い、被災状況などの説明を受けた。
さらに、斉藤氏は、邑南町内の被災現場を見て回るとともに、川本町因原のJR三江線井原川橋梁で、コンクリート製の橋脚が流失した現場を視察した。
視察を終えた斉藤氏は、「国、県、市の公明議員が連携し、復旧・復興に向けて全力で対応していく」と語っていた。
【公明新聞より転載】