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中国河北省 趙副省長と意見交換

山口代表とともに趙副省長(右)の表敬を歓迎する斉藤鉄夫

工業区開発で日中協力

 公明党の山口那津男代表は3日、国会内で中国河北省の趙勇・常務副省長らの表敬を受け、同省が開発を進める「曹妃甸工業区」での日中協力のあり方について意見交換した。
 山口代表は、趙副省長らの来日を心から歓迎。昨年12月の訪中時に同工業区を視察したことに触れ、「(同工業区の開発は)壮大な構想で非常に夢のある計画だ。日本の経済界をはじめ各界に理解を広げ、前進させてほしい」と期待を寄せた。
 趙副省長は、中日友好に対する公明党の長年の尽力に敬意を表するとともに、「両国は現在、発展の好機にある」と強調。「日本の省エネ技術は優れており、中国でも生かしたい」と述べ、工業区の開発に日本の協力が重要との認識を示した。
 これに対し、山口代表は「中国側が(日本の協力に対する)優遇策を示すことで、実践的な話が進むことを期待している」と述べた。
 会談には、公明党から斉藤鉄夫幹事長代行、遠藤乙彦国際委員長、遠山清彦国際局長、西田実仁国際局次長が同席した。

【公明新聞より転載】