核兵器廃絶のうねりを
公明党の斉藤鉄夫幹事長代行(衆院議員)は16日、広島市内で開かれた党広島県本部の終戦記念日街頭演説会に参加し、あいさつした。
斉藤氏は、「公明党の前身である公明政治連盟が発表した四つの基本政策の第一は『核兵器反対』だった」と述べた上で、「被爆地である広島から、核兵器の廃絶に全力を尽くすとともに、世界平和構築へのうねりを起こしていく」と訴えた。
また、韓国の李明博大統領の竹島訪問や、尖閣諸島に香港の民間反日団体の活動家が上陸した事件など、日本を取り巻く現在の国際情勢に触れ、「民主党政権が3年間、外交努力を怠ってきた結果だと言わざるを得ない」と批判。「日米関係を基軸としたアジア地域の平和と安定をめざすため、中国、韓国、ロシアとの信頼関係を結ぶ努力をしていく必要がある」と語った。
【公明新聞より転載】