皆さん、こんにちは!さいとう鉄夫です。
平和について考える機会の多い8月に入って、特に民主党政権になって3年、日本の平和を取り巻く環境はどうでしょうか?北方領土にロシアの首相、大統領、竹島には韓国大統領が訪問。一昨日には尖閣諸島に香港の民間反日団体の事件等。お互いのナショナリズムが高揚し、必要のない摩擦を生み、心と心の隔たりがいつしか軍事的な衝突に結びつかないとも限らない、そうした状況にあるのではないでしょうか。
「平和」とは、言うまでもなく軍事力で守られるものであってはなりません。また口で唱えるだけでは築けません。外交努力と文化、経済の交流、そして心の交流で日本の平和を守っていく、それが根底になくてはならないと思います。
では、なぜ今の日本はこのような環境になってしまったのか?
それは民主党政権がこれらの外交努力を怠り、同盟国であるアメリカとの信頼関係が低下し、その隙をロシアや韓国、中国が突いてきたからであるとも言えます。そして何よりその奥には「平和」に対する理念が何もないからではないでしょうか。
公明党の立党の原点は「平和」です。この平和、命を守るために何としても世界平和を築いていく、その決意が私たちの全ての政策の根幹であります。これからも日米関係を基軸としたアジア地域の平和と安定をめざし、中国、韓国、ロシアとの信頼関係を築く努力を進めていきたいと決意しております。